ISBN:416323490X 単行本 酒見 賢一 文藝春秋 2004/11/25 ¥2,000

酒見賢一は好きな作家である。どのくらい好きかっていうと、中学生のころにすごく面白い本を読んだという記憶だけあって高校に入ってからも探していたのだが、それが酒見賢一の「後宮小説」だったという話。

月は総じて歴史小説を読まないのだけれど(理由は元ネタがわからないから)、酒見賢一は結構読める。語り口があっさりして良い。

で、「泣き虫弱虫諸葛孔明」である。

最近SEGAの「三国志大戦」にはまっていることもあってなかなか興味深い題材だ。

でもコレに出てくる諸葛孔明、泣き虫でも弱虫でもないぞ。

内容は孔明の生い立ちから劉備の三顧の礼までなのだが、結構面白い。というか、ギャグ小説だった。

なんかちょっと蒼天航路の孔明っぽいというか。変人である。

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月

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