支援します
2004年10月29日箱下さんとこから転載。
とりあえず月にできるのは募金とこれをあっちこっちに貼るくらいだけど……。地区防災会長の力を使って何かできるといいんですけどね。
小千谷市役所、小学校での救援物資の配給や、炊き出しなどを手伝っています。
現場はまだまだ混乱しているし、人出も足りていません。
そんな状況下で、マスコミの取材陣が50人近く現場付近を陣取っています。
小千谷市役所の正面に車を止めて、そのために、救援物資を運ぶトラックは遠くに止めることしかできず、ボランティアの人たちがせっせと現場に物資を運んでいますが、
報道陣は、それを手伝う気配すらありません。
心労と肉体的疲労が積もっている被災者のかたがたに、当然のようにマイクを向け24時間カメラをまわし続ける神経もさっぱり理解できません。
現地では今、「大人用の紙おむつ」が不足しています。
「赤ちゃん用おの紙おむつ」は足りています。
あとは、トイレが使えなかったり、下着をかえられなかったりするので
「パンティライナー」があると重宝しますが、こちらではもう品切れで手に入りません。P&G 、花王、ネピアなどの紙おむつメーカーに電話をして、現状を伝えてください。
夜の寒さが厳しいです。お年寄りは使い捨てカイロをもむことすらできないので、「貼るカイロ」が必要です。
マスコミの仕事は、こういった情報を 伝えることだと思うのですが?
今日はこのあと、小千谷小学校に小泉首相が来るということで、マスコミ報道人の数はさらにふくれあがり、
「毛布の配給ができないので、小泉さんが返るまで待つように」
という連絡が入りました。何のための視察なんでしょう??
午前中にも、数名の政治家さんが小学校に来ましたが、トイレはどこかとたずねられ、仮設トイレを案内したところ、
「わたしに仮設トイレを案内するつもりかね?」と、
いわれたそうです。いったいこの国は、どうなっているんでしょう.... 。
現地では、大人用の紙おむつと、パンティライナー、貼るタイプのカイロを必要としています。
これらの商品を販売している企業の「お客様相談室」宛てにメールを送ったり、電話をかけたりして、「小千谷市の被災者が求めているもの情報」を、伝えてください。
あなたのblogやHPの中で、ただ伝えるだけでかまいません。
皆さんの声が企業を。行政を動かします。マスコミはたよりになりません。
マスコミへは、支援活動の妨げとなり、被災者の心労を倍増させる今の取材のやり方についての、抗議の声をあげてください。あまりにひどい状況です。
小千谷市にも、続々と個人の方からの救援物資が届いています。
ありがとうございます。しかし、それを種類別に分けて、配布する人出がありませんので、以下の点に注意して送っていただけると大変助かります。
*段ボールには、外側に「毛布」「洋服」「下着」など、
中身を大きく書いてもらえると助かります。
*くつした1足、下着1枚でもうれしいのですが、できれば、
ご近所の方と声かけしあって、ある程度まとまった数があると
とても助かります。
*送り先の住所はこちらです。
〒947-8501 新潟県小千谷市城内2-7-5 小千谷市役所
お手数をおかけしますが、よろしくお願いいたします。
とりあえず月にできるのは募金とこれをあっちこっちに貼るくらいだけど……。地区防災会長の力を使って何かできるといいんですけどね。
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